TaKaRa PCR Carryover Prevention Kitは、PCRの基質としてdTTPの代わりにdUTPを使用し、ウラシルを含むDNAを分解する酵素であるUNG(Uracil - N - glycosylase)を利用することで、前に行ったPCR増幅産物のキャリーオーバーによる偽陽性を防止するための製品である。PCR前にUNGを作用させると、ウラシルを含む前段階のPCR産物が混入してもUNGにより分解されるが、通常の鋳型DNAは分解されないため、キャリーオーバーの影響を受けずにPCR増幅を行うことができる。
UNGは、一本鎖と二本鎖のウラシルを含むDNAを加水分解するが、RNAに対しては作用しない。本製品には、UNGの他、dUTPを含むdNTP Mixture とMgCl2溶液が添付されている。TaKaRa Taq Hot Start Version(製品コード R007A/B)などのPol I型PCR酵素と組み合わせて使用する。




